これまでマネックス証券を利用していましたが、楽天ポイントで投資信託が買えるようになって、楽天証券の口座も開きました。
楽天証券に口座を開設したことで、新しくできるようになったのがアセアン株の取引です。
今まで使っていたマネックスではできなかったので、せっかくなら挑戦してみたいと思い、いろいろと調べてみました!
アセアン株の魅力はなんといっても成長力と経済発展。そして高配当です。
この記事ではマレーシア株の中でも高配当の株をピックアップしてみました。
- マレーシア株の取引きができるのはSBI証券と楽天証券
- 少額投資なら楽天証券、まとまった金額を投資するならSBI証券がおすすめ
楽天証券とSBI証券を比較するとこのようになります。
- 楽天証券の売買手数料は約定代金の1.0%、最低手数料は500円
- SBI証券の売買手数料は約定代金の1.0%、最低手数料は為替相場にもよりますが、1,500~2,000円程度
- マレーシア株の為替手数料はどちらの証券会社も片道±43銭です
最低手数料の差が大きいので、少額から始めるなら楽天証券のほうが手軽に始められます。
他にもシンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア株の取り扱い銘柄数も楽天証券のほうが多いです。
アセアン株の最低購入株数はいずれも100株からとなっています。
SBI証券のメリットは、上記4か国にくわえてベトナム株にも投資ができます。
円から現地の通貨に変えて投資ができるのもSBI証券だけで、売却後も現地通貨で受け取れます。
アセアン株の売買を繰り返すのであれば為替手数料(通貨を変える手数料)がかからないのでSBI証券のほうがお得になります。
アセアン株の取引は楽天証券以外にSBI証券でも行うことができますが、少額から始める場合は楽天証券がオススメです。
\開設も管理料も無料!/
アセアン株は高配当!おすすめのシンガポール株
アセアン株の魅力はなんといっても高配当であること。
そして、人口ボーナスと、これから経済の発展が期待できること。
アセアン株の中でもマレーシアとシンガポールの株であれば現地課税がかからないので、配当金にかかる税金も日本の20%の課税だけとなります。
タイは10%、インドネシアは15%の現地課税がかかり、更にそこから日本での課税20%がかかってしまうんですね。
二重課税になるので確定申告すれば戻ってきますが、この辺りは米国株と同じですね。
ですが、私は確定申告をするほどの所得がないので、できれば確定申告をしたくありません。ややこしくもなってしまいますしね。
同じ理由で米国株も持っていません…。
というわけで、今回は現地課税のかからないシンガポール株の中から高配当株をピックアップしてみました!
ESRR ESR リート
株価(JPY) | 42.2789 |
---|---|
株価(SGD) | 0.520 |
配当利回り | 7.50% |
1株配当(SGD) | 0.03264 |
PER | -倍 |
PBR | 1.01086倍 |
ROE | -18.70222% |
※2019年2月06日時点の情報です。
ESRリート(ESR-REIT)はシンガポールを拠点とする産業用不動産投資信託(REIT)である。
【事業内容】同信託は産業・倉庫・物流のために使用される収益を生む不動産・不動産関連資産へ直接的または間接的に投資する。同信託は投資用プロパティ事業のリースを行う。同信託のプロパティは物流・倉庫・軽工業・一般的工業用プロパティからカー・ショールームとワークショップまでを含み、全島の交通機関ハブと工業地帯の近くに位置する。同信託はまた知識ベースの活動を行う多国籍企業向けの地域本部としてサービスを提供する特定ビジネス・パーク・ゾーンにある多層郊外オフィスビルを含む。
ESRリートは、1株約42円で購入できます。
5万円分購入しようとすると約1190株取得できます。1190株で配当は約3,157円。
2019年2月時点での配当利回りはなんと7.50%!!
為替相場の影響を受けるとしてもこの利回りは大きいですよね。
ただしESRリートの直近の決算は赤字でROEもマイナスになっています…。
FRPL フレーザーズ・プロパティ
株価(JPY) | 130.53 |
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株価(SGD) | 1.620 |
配当利回り | 5.34% |
1株配当(SGD) | 0.08600 |
PER | 7.70315倍 |
PBR | 0.53822倍 |
ROE | 7.38019% |
※2018年6月27日時点の情報です。
フレイザーズ・プロパティ(Frasers Property Limited)はシンガポールの投資持株会社である。
【事業内容】同社は不動産会社であり、戦略的ビジネス・ユニット(SBU)を通じて不動産の投資・開発・管理を行う。同社のセグメントには、シンガポールSBU、オーストラリアSBU、ホスピタリティSBU、インターナショナルビジネス、コーポレートおよびその他が含まれる。シンガポールSBUセグメントはシンガポールの住宅・商業用不動産の開発・運営を行う。オーストラリアSBUセグメントには、オーストラリアとニュージーランドにある非不動産投資信託(REIT)事業体及びFrasers Logistics and Industrial Trust(FLT)、並びに住宅、商業と工業不動産の開発、所有と運営が含まれる。ホスピタリティSBUセグメントには、ホスピタリティ業務、Frasers Hospitality Trust(FHT)と非REIT事業体により保有されるホテルとサービス・アパートメントの所有・運営が含まれる。インターナショナルビジネスセグメントには開発・商業活動が含まれる。
フレイザーズ・プロパティは、1株約130円で購入できます。
5万円分購入しようとすると約384株取得できます。384株で配当は約2,660円。
さきほどのESRリートよりも配当は落ちますが安定していそうですね。
STAR スターハブ
株価(JPY) | 138.67 |
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株価(SGD) | 1.720 |
配当利回り | 9.25% |
1株配当(SGD) | 0.16000 |
PER | 11.36443倍 |
PBR | 8.27716倍 |
ROE | 93.01457% |
※2018年6月27日時点の情報です。
スターハブ(StarHub Ltd)は通信サービス及び情報通信産業に関連するその他業務の運営・提供に従事する会社。
【事業内容】同社は主にシンガポールにおいて運営し、運営上統合されたネットワーク経由の機器販売、固定ネットワークサービス、ブロードバンド、有料テレビとモバイルサービス、顧客サービス及び販売・マーケティング・管理サポートサービスを提供する。
スターハブは、1株約138円で購入できます。
5万円分購入しようとすると約362株取得できます。362株で配当は約4,669円。
配当が凄まじいです。たくさん子会社を持っていて買収もしているから大企業なのでしょうか?
収入が分散されている分、安定感もあるかもしれませんね。
STEG シンガポール・テクノロジーズエンジニアリング
株価(JPY) | 269.18 |
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株価(SGD) | 3.340 |
配当利回り | 4.48% |
1株配当(SGD) | 0.15000 |
PER | 20.48930倍 |
PBR | 4.65972倍 |
ROE | 23.15034% |
※2018年6月27日時点の情報です。
シンガポール・テクノロジーズ・エンジニアリング(Singapore Technologies Engineering Ltd)はエンジニアリングと関連サービスを提供する。
【事業内容】同社は4つの事業区分により構成される。航空宇宙事業は保守・エンジニアリングサービスを提供する。エレクトロニクス事業は高度な電子機器と通信システムの設計・開発・統合を行う。陸上システム事業は陸上システム、専用車及び防衛、国土安全保障と商用アプリケーションのための関連一貫支援サービスを提供する。海上事業は各種海軍艦艇と民間艦船の建造・修理・改装サービスを提供する。
シンガポール・テクノロジーズ・エンジニアリングは、1株約269円で購入できます。
5万円分購入しようとすると約185株取得できます。185株で配当は約2,236円。
STEG シンガポール・テクノロジーズエンジニアリングの詳細(楽天証券)
STEL シンガポール・テレコム
株価(JPY) | 251.53 |
---|---|
株価(SGD) | 3.120 |
配当利回り | 5.61% |
1株配当(SGD) | 0.17500 |
PER | 9.32450倍 |
PBR | 1.71231倍 |
ROE | 18.84732% |
※2018年6月27日時点の情報です。
シンガポール・テレコミュニケーションズ(Singapore Telecommunications Limited)は通信会社である。
【事業内容】同社は通信システム及びサービスの運営・提供、並びに投資保有に従事する。また、インターネットサービスを提供し、無線ブロードバンドシステムおよびサービスを含む移動体通信システムおよびサービスの設置・運用・維持のための周波数スペクトルおよびライセンス権を保持する。同社は3つの事業を運営する。グループ消費者事業は、シンガポールおよびオーストラリアの消費者向け事業、並びにタイ、インド、アフリカ、南アジア、フィリピンおよびインドネシアへの同社の投資で構成される。グループ企業事業はシンガポール、オーストラリア、米国及び欧州等の地域にまたがるビジネスグループで構成される。グループ・デジタル・ライフ事業は隣接する事業に参入することにより、同社の事業会社のインターネット技術及び資産の使用に従事する。
シンガポール・テレコミュニケーションズは、1株約251円で購入できます。
5万円分購入しようとすると約199株取得できます。199株で配当は約2,808円。
海外にも広く展開しているようなので、シンガポールの情勢が悪くなったとしても、業績への影響が少ないかもしれませんね。
アセアン株は高配当!おすすめのシンガポール株まとめ
- ESRR ESR リート
- FRPL フレーザーズ・プロパティ
- STAR スターハブ
- STEG シンガポール・テクノロジーズエンジニアリング
- STEL シンガポール・テレコム
以上、5つの高配当シンガポール株をまとめてみました!
中でも私がかなり気になっているのは「スターハブ」ですね。
やっぱり新興国株でリスクを負う分、高配当でハイリターンを狙っていきたいところです。
実際に買う場合は為替相場や株価のタイミングを見たり、改めて企業のチェックはしますが、シンガポール株は割安な株が多くROEもしっかりしていていいですね。
改めて調べてみて、ぜひ投資してみたいと思いました。
ちなみにアセアン株の売買の手数料は、楽天証券では約定代金の1.0%(税込1.08%)がかかります。最低手数料は500円(税込540円)なので、50,000円以下だと一律で500円かかります。
50,000円以上で注文したほうが手数料がもったいなくないですね。
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高配当狙いであればマレーシア株もオススメです。